doloondalai’s diary

記録用。とにかく歩く人。初心者なのでお手柔らかに、、、

女子一人旅11日目

今日の予定

9:00 トゥールスレン虐殺博物館

13:30 プノンペン

19:30 シェムリアップ

21:00 パブストリート散策

 

今日はバスでシェムリアップに移動するまでまだ時間があるので、朝一でトゥールスレン虐殺博物館まで見学に行った。宿から徒歩30分ほど、Googlemapに従った最短経路で行ったところ、大通りの一本横道だからか東南アジアらしい混沌とした風景を見れた。ちょうどお店が開きだす時間らしく、掃除をしている人や、通勤する人、狭い道で何とかお互いに通り抜けようとするバイクとミニトラック…

到着し、入り口でチケットを買う(5ドル)。私は購入しなかったが、音声ガイドや英語を話せるガイドさんに別料金で頼ることもできる。

公式HP↓

tuolsleng.gov.kh

 

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私が訪れたときは、フランス人の方が多かった気がする。

当時の規律。理不尽で圧政的な内容から、いかに人々を恐怖で動かしていたかが読み取れる。↓
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クメール語と英語の記述がある。団体客がバスで来てざっとツアーしていく。
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1階はともかく、2階は人気がない上に重圧感があり、歴史の重みも加わってだいぶ怖い。建物がいくつかあったが、独房室のようなところもありおどろおどろしさがにじみ出ているように感じた。

首吊り台と化した学校の遊具↓
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実は、私は以前にもカンボジアを訪れたことがあるのだが、そのときにポルポト政権時に殺された人の頭蓋骨が積まれた社?がある寺院を訪問した。場所はシェムリアップ付近である。その際の説明で覚えているのは、なぜ白い頭蓋骨と黄色や茶色っぽく変色した頭蓋骨があるのかという話だ。聞いた話なので鵜呑みにはしないほうがいいだろうが、白いものは火葬されていて、そうでないものはそのまま土に埋められたそうだ。圧倒的に茶色いほうが多かったことから、丁寧に火葬されるのは稀だったことが窺える。

 

中を歩き回っていると、STAFF ONLYだったりそうでなかったりするところがあって、人々があまり足を運んでいない上階にも行ってみた。すると、ジェノサイドに関する展示室があった。そこでは、ポルポト政権時と崩壊後についてのパネルが多かったように思う。確かに、ポルポト政権の大粛清はホロコースト後に繰り返されてしまったジェノサイドであるという視点では考えたことがなかった。
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バスの時間に間に合うようにいそいそと博物館を後にする。途中面白かったのは、中国語の看板だらけなエリアが出現したことだ。中華料理以外は何の看板だか分からなかったが、とにかく中国が進出していることが伝わった。もう一つ、西洋人の老夫婦がいて、旦那さんが帰宅途中の制服着ている中学生くらいの子たちを呼び止めて一緒に写真を撮ってもらっていた。モンゴルでも同じような光景を目にしたのだが、現地のそれっぽい人と写真を撮るのが彼らの旅の感覚なのだろうか…。

 

宿で猫と戯れた後、トゥクトゥクを捕まえてバスが出発する場所まで行く。Grabも使えるが、カンボジアではPassappが主流らしい。ベトナムではバイク二人乗りが多かったけれど、カンボジアでは客用にトゥクトゥクがたくさん走っているようだ。

 

結局アプリに頼らず道端で適当に足を拾っていくことにした。

バスのチケットゲット↓
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出発まで時間があり、喉が渇いていたので隣のコーヒーショップに入った。新しい作りで近所の高校生たちがたむろしていたが、冷房もアイスコーヒーも充電設備も丁度よかった。
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椅子に座ってると、続々とバックパッカーたちが集合し始めた。王道ルートっぽくて安心感出る笑
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バス↓
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待機場所の外観↓
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バス内↓
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バスは出発し、今回あまり見れなかった街中の様子を省略ツアーされているような気分で窓の外を眺める。とにかくタイヤが積んである場所が多い。ベトナムのほうがバイクは多かったのに、カンボジアに来てからバイク販売や部品販売している店がパッと見て目に付く。↓
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約6時間、シェムリアップについたころにはとうに暗くなっていた。
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バスを降りてタクシーの勧誘を避け、ホステルに向かう。徒歩30分。
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早速夜にも煌々と輝くパブストリートに行ってみた。タイパンツが1ドルなど、とにかく安い!
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川沿いでサトウキビジュースを見つけて買うことにした。リエルとドルの感覚が分かっていなかったから咄嗟に対処できなかったけど、大分待ったサトウキビジュースにお金払ったらおつりが返ってこなかった。お店やってたのが女の子と弟だったから多少のチップだと思い込むようにしたけど、ぼったくられたという事実には釈然としなかった汗
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全体的に歩き回ってみて、時期かコロナの影響か分からないけど、以前来たときほど人があふれていなかった。

翌日も朝からバスでバンコクに行くので、さっさと戻って寝ることにした。近くのホステルではプールパーティーが開かれているようで、若い欧米人が大量に出入りし大音量音楽が流れ出るパリピな場所だった。料金はちゃんと高かった(ここが今の私には一番大事)。

 

ちなみにシェムリアップ観光するならアンコールワットが有名だけど、日中にスパ行ってハーバルなチュポン体験するのや現地ツアーでトンレサップ湖行って水上生活みたり釣りしたりするのもいいと思う。