タスマニアで最ものんびりした日
7:00 Ocean Beach
8:00 Breakfast
10:30 Montezuma Falls
Lunch&swimming
15:00 Henty Dunes
今日はオプションデー。ストラーン周辺をのんびり過ごす。そもそも毎日ガイドに連れて行ってもらえるので時間感覚など無いに等しかったけれど、この日は大して移動してないのにあっという間に1日が過ぎ去った。
眺めの良い海辺に連れて行ってもらった。朝一は空気が澄んでいて、いつもより早く出発したバスで爆睡していた私の頭も一気に冴えた。
場所▶︎https://maps.app.goo.gl/EhUo4sfpzMjHmXQ6A?g_st=ic
砂浜と空の色を反射する海と、遠くに麓が霞む山脈が堪らない。いとおかし。
年甲斐もなく砂浜を走り回り、終いには裸足でかけっこをした。このテンションに慣れてきた他のツアー参加者は、あんたら元気ねえという顔をして見ている。(実際バスに戻った時に言われた)
海にも足だけ浸かった。砂浜は風の模様ができていて、その上に足跡を残すのが楽しい。
ここは日本までも飛ぶような渡り鳥の温床らしい。
ツアー参加者の女の子が、走りに行く我々を模写していたらしい。見せてくれた。他のページには今まで回った場所の絵がカラーで描かれていて感動。
最後に展望台から。
街に戻ってモーニングコーヒータイム。駐車場横の建物外で自然教室?を開いている。
タスマニア固有の動物↓
タスマニアンデビル。可愛い見た目で顎の力がとても強い。滅多に見かけることはないので、もちろん我々が見れるはずもない。
Water skiが気になってしまった。
今日はツアー参加者でもコースが分かれていて、ここストラーンで有名なクルーズに行く(additional payment)かガイドと周辺の自然を巡るかの2択だ。前者も割引がきくし楽しそうではあるが、後者で充分そうなのでクルーズは見送った。ちなみにクルーズ行くならここ↓
Googlemapより▶︎https://maps.app.goo.gl/kujS8CNu2MCt4gCXA?g_st=ic
今日のベーカリー↓
おすすめのタスマニアヨーグルト。とってもクリーミーで牛乳からの格の違いを感じる。若干チーズにも近い。ベーカリーのおしゃれなパンとコーヒーを手に持つ人たちを横目にバケツヨーグルトをひたすら掘っていたら、1kgのヨーグルトを2人であっという間に完食してしまった。
West Coast Herotage Center↓
バスの本コーナーにあった本。野鳥ガイドから今日見つけた鳥を推測。おそらくPallid Cuckooだが、実物の方が可愛らしく見えた…。
クルーズに行かない人が残ったツアーは見事に学生ばかりだ。ワーホリ、留学、移住した人たちが多い印象。
滝まで行くコースの入り口。ここから1時間程歩く。
かなり見づらいがルートはこんな感じ↓
いつも行動のタイミングが被るドイツの女の子たちと、またもやインド人の片割れと共に歩く。
途中でクモがいるという洞窟に入った。コウモリもいるらしい。
中は真っ暗で、かろうじてクモを見つけることはできた。
鉱山発掘の名残りだったらしい。タスマニア想像以上に鉱山の歴史がある。
滝に到着!もう12時近くなってきているので、ここでランチにする。滝の音を聞きながらみんなで食べれば、買いだめしたパンでも美味しさが増す。
帰りは少し違うルートに行ってみる。一本橋があったので渡ってみた。橋の真ん中から見る山間の景色はすごく眺めが良い。
途中で渡った川。水が冷たくて気持ちいい。
最後に、コースの入り口手前で川が小さく堰き止められている箇所があり、そこで泳いだ。日差しが強い&トレッキング後だったけれど、それ以上に水が冷たかった。さらに、川底の石が刺さって痛い。太ももも擦ってしまった。女子しかいない空間で、ガイドも混ざって自由に水遊びをしつつくつろいだ。
次に着いたのはHenty Dunes↓
バスを降りてすぐ急坂が迫っており、ゴビ砂漠登山を彷彿とさせる。崩れる足元の砂にひいこら言いながら登ると、一気に視界が開ける。若干木が生えているのも面白い。鳥取砂丘もこんな感じだったろうか。
この砂丘の向こう側には海も見える。他のルートから来た車が見える。そりなどを持ってきていて、サンドボードの準備も万端そうだ。サンドボードはずっとやりたいと思っていたので喉から手が出るほど羨ましい。
帰りに坂を降りるときはもちろんダッシュか段ボール滑り。楽しいので他の人にも砂丘降りをおすすめしたい。
坂ダッシュの後、ガイドさんが何やら枝を持ってきた。コショウの実がなっている。そのまま食べれるというので味見すると、コショウの粒そのものだった。東南アジアのものより少しスパイスよりもハーブ味が強い。
宿に戻る前にスーパーに寄った。前回のスーパーより安かったのでタスマニアアイスに手を出してしまった。これもバケツアイスで1Lある。流石に食べきれず冷凍庫に突っ込んだが、これまたクリーミーで美味しかった。
全フレーバー▶︎https://valhallaicecream.com.au/take-home-packs/
夕方の空き時間はまた海辺へ行くことにした。通り過ぎたバッパー内のおしゃれなコテージ↓
桟橋にて。
人っこ一人おらずひたすらに長閑で好き。
海岸沿いを散歩する。大きな犬と散歩している人以外すれ違わない。
岩場から砂浜になった。
海岸の端っこまで行ってみる。せっかくなので海に入って泳いだ。湾内だからか今日の川の水よりかはずっと暖かい。すると、サメの尾びれのようなものが奥に見えた。オーストラリアにはサメがいるイメージがあったので恐れ慄いて目を凝らしたところ、なんとイルカがいた!3匹ほどの群れがジャンプまでしている。犬を連れたマダムが来たのでそれを報告すると、地元民でさえ目撃したことがないとのこと。なんて幸運…!
しばらくすると、今度は地元の高校生くらいの子たちが来てバシャバシャと遊びはじめた。
落ち着く場所を見つけてバスタオルを広げ、心ゆくまで昼寝した。湾の奥に見える山が荘厳。
鳥と自分の足跡だけ。
日も暮れてきて寒くなったので宿に戻る。ガイドさんと旦那さんの机にお邪魔して夕飯。
会話の中で、我々がタスマニアのヨーグルトやアイスなど地元のものを食べているのがいいねと言われた。確かに、特に郷土料理らしきものがない場所で「食」にまでこだわろうとしているのは我々以外いなかった。よく考えてみると、訪日西洋人はラーメンや寿司こそ食べはすれ、朝食は洋風のお店でコーヒーやパンケーキ、サンドイッチを口にしている印象がある。「食」の観光は知っている名物料理になりやすく、スーパーで見つけた特産品に目を光らすことはあまりない。また、今回のタスマニアツアー中においてもインド人はインド料理を作るor食べ、ドイツ人はドイツの家庭料理orパンを食べていた。一方で、日本人の中でも食にこだわりがあると自他共に認める友人と行動していたからか、地方の特産品が豊富で多様な日本出身だからか、我々はどこへ行ってもその土地に暮らす人々を参照する。国や個人の考え方の違いが表れていて、それをガイドさんはよく見ていたのだった。
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