doloondalai’s diary

記録用。とにかく歩く人。初心者なのでお手柔らかに、、、

台湾②

今日は空港に戻る以外ノープランだったが、予期せぬ出会いにより充実した一日となった。

11:00 露天風呂

13:00 昼飯

14:00 七里山へ向かう

迷子

17:00 登頂

19:00 宿着、夕飯

20:00 空港へ向かう

空港で寝る

 

朝ごはん。トーストとジャムとコーヒー/紅茶がフリー。

f:id:doloondalai:20231226055543j:image

朝ごはん食べてるときに何となく話した人につられて4人で温泉に入りに行くことになった。オランダ人、日本から来たアメリカ人、韓国から来たオーストラリア人に私が加わった。

北投にある共同温泉。外にあって開放的な雰囲気。学生は半額で30元(約140円)

詳しい情報はコチラ▶北投公園露天溫泉浴池_千禧湯 | 臺北旅遊網

アメリカ人だけ水着の布質の問題で水着を買うか入れないという選択肢を迫られていたけど、入り口の人が優しくて(英語流暢)、忘れ物だかスタッフだかの水着を貸してもらっていた。着ていく水着は要注意。

谷沿いに露天風呂があるような感じで、入り口から階段を下っていくと、トイレとドライヤー、ロッカーがある↓
f:id:doloondalai:20231226055508j:image

上から見渡した景色↓
f:id:doloondalai:20231226055454j:image

風が揺らいで気持ちのいい天気。上に行けば行くほど湯の温度は上がっていき、最高46度。地元の方々に見守られつつ、46度にまで到達した。オランダ人の子は、つけていたアクセサアリーが銀製だったため、見事に変色してしまっていた。自分は日本でも長湯するほうだと自覚があったのだけれども、なんだかんだで一番冷水シャワーと温泉を行き来していた。ロッカーの横には給水できる場所もあるが、お湯が出て来るので、冷水が飲みたければ事前に十分な量を持ってきたほうが良い。

お風呂を上がり、昼飯散策。宿は北投駅の方なので、真っ直ぐ坂を下りれば良いだけ。道中にあったお店でご飯購入。
f:id:doloondalai:20231226055530j:image

宿に戻ってご飯を食べて今日は終わりかと思いきや(朝食の時点では温泉に行くから一緒に行こうというノリだった)、宿の人に教えてもらったおすすめ山があるから歩きに行くらしい。もう14時だけど大丈夫かと思いつつ、ここでついていかない選択肢はない。フライトも夜中だし他にやることもないのだ。

先人を切るオーストラリア人に着いていく。ミニバスに乗り込むと、陽明山公園とかいうバス停で乗り換えるからよろしくとだけ言う。漢字が読めて少し中国語をかじったというだけの私に、いきなり責任が全振りされた。何故。ひょっこり参加気分だった私が下調べも何もしているはずがなく、GoogleMapを駆使した結果、陽明山という名前が付くバス停の連なる罠に引っかかり、漏れなく途中駅で下車。
f:id:doloondalai:20231226055619j:image

途中までは、湯気の出る崖や街を一望できる曲がり角があって景色を楽しんでいたが、今となっては「ここはどこ」の迷子状態。幸いにも、一人で迷ったのではなく、連れがいたのは話し相手もいて良かった。
f:id:doloondalai:20231226055551p:image

途中で降りた場所も中々の寄り道スポットだったようで賑わっていた。最初は誰も違うところに来たとは気づかずちょっとした公園を楽しんでいた。しかし、やっと乗り換えるバスなどここにはないことに気づく。愛犬とセルフィ―を取る人を我々は物珍しそうに、かつ、癒されながら見つつ、本来の目的地に到着するべくバスを尋ねる。

なんと終点まで乗っていれば良かったそうで、バス停に戻って20分ほど待ち、ようやく乗り換えのバスターミナルにまで辿り着く。

次の災難もすぐにやってきた。バスから降ろされたものの、乗り換える場所が分からない。確かに場所はあっているのに、同じく彷徨うもう一つのグループとウロウロしていると、バス停のスタッフらしき人がやってきて、あっちだよと連れて行ってくれた。よく聞くと、その人も目的地は同じだったらしく、一緒に山に登ることになる。英語が流暢な台北在住の彼と私たちはすぐに意気投合した。
f:id:doloondalai:20231226055519j:image

里山の登山口に到着。麓は気温15度だったのにここは6度くらい。運動するとはいえ、防寒着を持ってきたほうが良かった。早速、案内人についていく。

f:id:doloondalai:20231226055604j:image

数百メートルごとに看板があって説明が書かれている。道中は、硫黄のにおいがしたり湯気が出ている個所があったり、景色が変わるので歩いていて飽きない。
f:id:doloondalai:20231226055540j:image

オーストラリア人の子はネパールに親戚がいるらしく、モンゴルにも行ったことがあるいということで話が盛り上がった。何が面白いかって、その子は韓国に留学中で休みを利用して台湾に旅行しているらしい。いろんな国と関りがあるので頭が混乱してきそうだ。
f:id:doloondalai:20231226055523j:image

休みを入れつつ軽装備な私たちでも登頂することができた。東京から言う高尾山のような感じだ。
f:id:doloondalai:20231226055512j:image

十份と台北が見渡せる。台北最高峰らしい。
f:id:doloondalai:20231226055458j:image
f:id:doloondalai:20231226055501j:image
f:id:doloondalai:20231226055547j:image

さらに道は続いており、十份まで降りることも可能だそうだが、時はすでに17時をまわりかけている。一緒に来てくれた(私たちを連れてきてくれた)台湾人は時間の管理まで担ってくれて、登頂してすぐに「あと5分経ったら下山しよう」とアナウンスしていた。確かに暗くなると危ない。
f:id:doloondalai:20231226055557j:image

日が傾いてきているので下山道に入るが、木が茂っているので道は結構暗い。まだ舗装されているだけマシだと思いつつ少々駆け足で進む。
f:id:doloondalai:20231226055600j:image

台湾人が焦っている理由は、車道に出てから判明した。バスの時間が終わっていたのだ。もう真っ暗になった道を言われるがままにスマホのライトで照らしながら歩いていく。しばらく行くと、乗り換えたバスターミナルに出た。そこから無事に士林駅まで一本で行けるバスに乗ることができた。流石に知らなければ通れない地下道は抜きにして、登山慣れしている人ならば特に不安に思うこともないだろう七里山だった。
f:id:doloondalai:20231226055612j:image

バスに乗っていると、途中から高校生がわらわらと乗ってきた。その中の男の子が一人、座っている私に向かって何かを話している。助けを求めるように例の台湾人を見ると、「この人は台湾人じゃないよ」と言っているのが聞こえてしまった。またかとは思いつつ要件は何だったのか聞くと、自分のスマホをここにおいてお金を払いに行くから見ていてほしかったとのこと。治安の良さを感じた。

その後、台湾人は急に電話に出て話し始める。同じ方面に向かっていたので、降車駅が近づき彼にお礼を言い始めると、彼はこの後仕事ができてしまったバスに残った。我々は驚きの顔をしたままあたふたとバスを降り、それぞれの感想を口にし始める。欧米人からするとこの日本にも近い働き方はあり得ないらしく、「休日登山だったのに電話呼び出しで夕方から仕事に行くの!?」とびっくりしていた。私はというと、彼が当初バススタッフと見間違うかのような、登山装備には見えない襟付きの服で(ジャンバーや靴は大丈夫)来たこと自体が、仕事に行くことを予想してきたみたいで笑いをこらえられなかった。とにかく彼なしではこんなにもスムーズに終えられなかっただろう。大感謝している。
電車に乗って北投まで戻り、夕飯を探し出す。一店にぎやかなお店がある。子供の誕生日らしく、人が集まってケーキを食べている。なぜか仲良くなって、麺線を買うだけではなくおすすめのキムチとケーキのお裾分けをもらって宿に戻った。にしても、牡蠣入りの麺線は本当に美味しい…!
f:id:doloondalai:20231226055608j:image

アメリカ人と空港に向かう時間が同じくらいだったので、ともに移動する。夜まで荷物を置かせてくれるこの宿最高。空港で、現金を使い果たすべく、コンビニで飲み物購入。青汁っぽいけど飲んだことのない味だった↓
f:id:doloondalai:20231226055526j:image

日本に戻るアメリカ人を見送り、空港で仮眠。今回は下調べもしてきたので、寝れる場所は定めてある。今から一本で日本に戻れる人を見てしまうと、これから一人で地獄の大移動をしなければならないのが憂鬱に思えてくる。と思いつつ、桃園の3階に行くと、充電スポットの真横にソファが沢山空いている。なんとラッキー。夜中にかけて人が集まって来るので、早く座っていて良かった。
f:id:doloondalai:20231226055536j:image

桃園は早朝便も深夜便もあるのに、格安移動の手段が時間に合わないのがつらい。次は、松山の方も使ってみたい。

次の記事はコチラ↓

doloondalai.hatenablog.com

1つ前の記事はコチラ↓

doloondalai.hatenablog.com