今日の予定
8:00 バスに乗る
10:30クチトンネル到着
14:00 帰路につく
18:30水上人形劇
今日は現地ツアーに申し込んでクチトンネルとメコンデルタを1日で回る予定だったのですが、何故か開催されないツアーに料金を払ってしまったみたいで日程が変更になりました。
ということで、自力でクチトンネルに行くことにします。ベトナム戦争時に全長200kmにもわたって作られた地下トンネル。ゲリラ戦で大活躍し、米軍を苦しめたと言われています。
事前にBusmapという緑色のアプリをダウンロードしておき、バックパッカー通り近くの公園でバスを待つこと30分。やってきた13番のバスに乗り込み中にいたスタッフにレシート兼チケットと引き換えに現金を手渡します。手持ちの現金があまりにも少ないのでしょっちゅう電卓を叩いて確認していたのですが、バスの値段が跳ね上がっておりスタッフに両替を頼む始末。もちろんそんなことできるわけもなく、クチトンネルでクレカが使えるよという言葉を聞き「ほんとかよ」と疑いながらも代金を払いました。Free Wi-Fiあるもののパスワード分からず↓
どこの世界も値上がり。コロナ前の倍以上の値段になっていた↓
朝買ったライチ1kg↓
バス終点にあった無料の飲み水↓
13番のバスで終点まで行くと、大きなバスターミナルみたいになっています。売店もあり、日陰で次のバスを探していると、無料で飲み水が汲めるっぽい場所を発見!今までウォーターサーバーを駅構内などでいくつか見かけたけれど、全て有料でした。ちょうど1.5Lボトルが空になりそうだった私はすぐさま水を汲みにいきます。目の前に座っていた制服を着た人が、上からじゃなくてしたから汲めと言っているようなので(ジェスチャーとアイコンタクトのみの無言コミュニケーション笑)、下の蛇口からありがたく飲料水をいただきました。
2台目のバスは79番。乗り込むと、一気に設備のボロさが伝わってきます。手すりやドアだけでなく、さっきは効いていた冷房も送風のみに変わりました。地元民は前の座席に詰めて座っています。もちろん胡座をかく人が出没(街中のバスにはあまりいない)。
より田舎へ向かうバスは面白いですね。対向車と隙間3mmでぶっ飛ばしながらすれ違い、バス停の標識もないところで人が乗り降りしています。なので私も彼らに倣って、Googleマップと睨めっこしながら目的地が近づくと運転手の横に座りに行き、降りる時には立って圧をかけていました。一応そこら辺がバス停だと認知されていたようで、バスが時速7kmで動く中を飛び降りた矢先に入り口を見つけました。↓
しばらく直進すると↓
お寺やレストランを右手に抜けて歩くと↓
途中にチケットオフィスがあるので買いました。疑った通りクレカは使えません。なけなしの現金をはたいて入場します。ガイドなしでは中に入れないことを知っていたのでしばらく入り口手前を彷徨い、それらしきビデオを一緒に観た集団のガイドに誘われるままついて行きました。ツアーは英語話者の団体で男女2人組が2ペアいました(彼らは1人で中に入れないことを知らないので、なんで急にこいつ入って来たんだwと言う感じですがなんとなく許容してもらってました)。
※蚊がたくさんいるので虫除けか長袖長ズボン必須。
※ヤスデが苦手な人も要注意。たくさんいる。
地下トンネルの入り口↑↓
優しいガイドさんと一緒に回ってるときに日本人とも少し会いました。
地下トンネルには何回か潜ります。体の大きい人はきつそうで、通り抜けると汗と泥にまみれて息切れしている人がやや見受けられました。一度、地下の部屋部分で人形に紛れてガイドさんが突っ伏していて、わぁっと驚かして来たのには度肝を抜きました笑
地面に無数にある穴は弾痕かアリの巣穴。道を歩いて行くとところどころあるのは爆弾でできたクレーター。年月劣化によって露わになったトンネルもありました。その他、当時の戦い方や知恵、自家製の落とし穴といったものを見聞きして、最後にキャッサバをいただきました。タピオカのもととして知られていますが、今回はそのまま蒸した芋の状態にピーナッツと砂糖を付けて食べました。ベトナムスタイルです。
入場時のシール↓
ツアーが一通り終わると、来た道を歩いて戻ります。途中に日陰のベンチがあったのでライチをつまみつつ一休みしました。
道路沿いの小さなお店。ベンチを借りてバスを待つこと20分ほど↓
往路の地元民を見習い、待望の79番バスに向かって手を出してちょいちょいとします。乗れました。すぐに運転手に現金を払うと(7000VND)、お金が運転席横の箱に入っているらしく、わさっとお釣りをもらいました↓
ちなみに、窓の手前にお線香や仏像が必ず置いてあります。何の意味があるのでしょうか。
乗り換え地に着くと、なけなしの現金は使ってしまったので(残金13.000VNDで次のバス代20.000VND)、仕方なくGrabを探します。ようやく会ったドライバーにお尻が痛くなるまで時間をかけて宿まで送ってもらいました。
18:00 雨が降り、底のすり減った靴で何度も命の危機に瀕しながらロンヴァン水上人形劇を観に行きます。チケットは前日に入り履横の売り場で買いました(30.000VND)↓
インド人ツアー客は前の席を占め、私が座った席より後方は誰もいませんでした↓
前後↑↓
終了後↓
1000年ほど前からある水上人形劇が今でも観れるなんて凄くないですか!?ベトナム語が分かれば1億倍は楽しめる自信があります。言語が分からなくてもオチがあったりして楽しいので、ぜひ観に行くと良いと思います。